健康アドバイザー講座 in 熊本

2014年06月10日

健康アドバイザー講座を、熊本で開催しました。内容は、5月10日の記事をご覧ください。去年内容に加え、検査結果の読み方と種々の薬の使い方や副作用なども入れましたので、実生活でも役に立つ内容になっています。

この講座では、間もなく95歳になられる助産師のTさんが、今回も一番前の席で熱心に聴いていただき、質問もしていただきました。以前にも紹介しましたが、Tさんの見た目の年齢は70歳位なので、実年齢よりも20歳以上若くみえます。いつまでも学ぼうとする意欲や、酒やカラオケで人生を楽しむことが、元気で長生きの秘訣なのでしょう。お会いするたびに、私もこんな人生を歩みたいと思っています。

もう一人、拍手を送りたくなる方がおられました。80歳くらいのT販社長さんです。高齢になると物覚えが悪くなるのが常で、私も若い時に比べると、知識の吸収が格段に低下しています。T販社長さんは、分厚いテキストを全部マスターしてきていただいたようで、上級認定試験は満点でした。医療職でもない80歳の方の頭の中に、健康の知識が整然と収納されているのは、うれしい驚きです。講義する立場として、幸せを感じます。

今回の熊本への出張では、ホテルと飛行機で、日本の“おもてなし”の心を感じました。初日にホテルでチェックインした時に、フロントの方は客の顔と名前、部屋番号を覚えていて、次の日の夕方にホテルに帰ると、名前を言う前に「お疲れ様でした。」との挨拶とルームキーが出てくるのです。飛行機でも飲み物を持ってくる時に、CAの方から「國香様、いつもご搭乗有難うございます。お飲み物はどれに致しましょうか?」と、客の名前を暗記しているのです。さりげないことですが、自分が大切なお客様として扱われているような感覚になります。海外で飛行機に乗ってCAに何か頼んだりすると、「面倒な事を言うな」といったような表情で睨まれたりすることもありますが、日本の“おもてなし”の心は、世界で最高と思います。国際漢方研究所(旧国際友好交易)も、こんな“おもてなし”の心を大切にする会社でありたいものです。