インフルエンザの感染対策

インフルエンザが流行していますので、感染対策を行いましょう。
手洗い・うがいは一般的ですが、意外と知られていない自己防衛策をご紹介します。


1.こまめな水分摂取
インフルエンザウイルスは喉の粘膜に付着後、細胞内に入り込むことによって、感染を引き起こします。粘膜が乾燥して繊毛(せんもう)の働きが低下すると、ウイルスが体外に排泄されにくくなり、感染し易くなります。
そこで、水分をこまめに摂ることで粘膜を潤し、ウイルスを排出する防御機能を高めます。
飲料は常温の水がお勧めです。特に外出時にはペットポトルや水筒を持ち、水分補給をして下さい。少量をこまめに飲むのがポイントです。


2.歯磨き
口内には多くの細菌が存在します。この細菌が増殖すると、喉の粘膜を守るタンパク質を破壊し、インフルエンザウイルスの侵入を手助けする為、感染リスクが増加します。
特に寝ている間は唾液が減り、最近が繁殖しやすく、その結果として起床時は口内に細菌が多く存在します。
予防には寝る前と朝起きた後の歯磨きを丁寧に行うことが重要です。
歯磨きによる感染対策はあまり周知されていませんが、自己防衛策として有効です。
インフルエンザの流行期には、普段より歯磨きの回数を増やして、起床時、朝、昼、夕食後の計4回、念入りに口腔ケアを行いましょう。

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