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健康維持

福岡にて

2013年07月26日

健康アドバイザー養成講座の5回目は、猛暑日が連続している福岡です。7月20日(土)の朝、福岡駅近くのホテルの前の街路樹からすごい数の蝉の鳴き声が聞こえてきます。車や工事の騒音は不快ですが、蝉の大合唱の音は不思議と心地良く聞こえます。でも、こんなコンクリートだらけの街中なのに、沢山の蝉たちはいったい何処から来たのでしょうか????私が子供のころは、夏になると蝉やカブトムシを採り、近所の川で魚釣りなどをして遊んだものですが、すっかり自然が少なくなってしまいました。今の子供たちの遊びはテレビゲームなどが主で、自然に触れる機会が少なくなっています。精神的に健康な成長には、自然の中での遊びが必要と思います。昆虫や魚などの自然に触れる機会が多い社会環境を復活させるのは、大人の責任ですね。

今回の福岡会場には、遠方の愛知からも4名の方々が参加いただきました。交通費、宿泊費と参加費を払っても勉強したいとの意気込みを持って参加してくださった4名の方々は、さすがに試験の解答もハイレベルです。また、参加者の中には看護師や臨床検査技師などの医療の国家資格を持っている方々もいました。有資格者でも、さらに勉強しようと参加してくださっていることに敬意を表します。
一般に、民間会社は利益追求なので、商品を売ることを第一に考えます。ところが、(株)国際友好交易は珍しい会社で、先ずお客様が健康になる事を考え、それによって信用を積み重ねると、結果として商品が売れるという間接的な方法で25年間も会社を運営しています。今回の健康アドバイザー養成講座もその一環で、この講座は健康への意識を高めていただくことが目的であり、直接に売り上げには反映されません。この様な会社だからこそ、商売とは無縁な学者肌の私が在籍していられるのです。
今回の福岡で、最初に計画した5回の講座が終了です。この講座で強調してきたのは、健康を守る基本はバランスの良い食事と適度な運動です。決して薬ではありません。勉強していただいたことが皆様の健康維持のお役にたてば幸いです。なお、会員の方で講演会などを地元で開催したい方、非会員の方で健康に関する講演会や勉強会に参加したい方は、健康相談(TEL: 0120-5931-50)にお問い合わせください。

医療の裏側に気づいたとき

2013年07月10日

人生で最も大事なものは?と聞かれたら、
私は迷わずに「自分と家族の健康」と答えます。
家族の中で一人でも病人が出れば、家庭は混乱してしまいます。
もちろん、生きていくためにはお金も必要ですが、健康で働けばお金は稼げます。
逆に、お金があっても健康を買うことはできないし、
健康でなければ人生を楽しむことはできません。
誰の言葉かは知りませんが、
「人生の成功者とは、財を成したものではない。健康で楽しい人生を過ごした者である。」
は、正にその通りと思います。
私の場合、財産は有りませんが、自分も家族も健康で過ごしているので、
この観点からは人生の成功者といえるのでしょう。

では、健康を守っているのは“医療”か?と問われれば、
以前に医療職をしていた時はYesと答えたのですが、現在では返答に迷うのです。
何故なら、医療には表と裏があるので、表の部分からは当然Yesなのです。
しかしながら、医療職を離れて客観的に医療を見る立場になった今は、
医療の裏側も見えるので答えはNoなのです。
一般の方々は、医療の裏側を見る機会は無いので、
この時点では私の考えは理解いただけないでしょう。

医療や最先端の研究の世界にいた私からみると、
健康飲料の世界はかなり怪しい業界でした。
と言うのは、健康食品や健康飲料の殆どは何の効果もないものを、
営業担当者が口先だけで凄い効き目がありそうなイメージを与え、
高い値段で売りつけているからです。
悪い言葉でいうと“詐欺”に限りなく近い会社もたくさん存在しています。
特に騙されやすいのはお金を持った高齢者です。
この様な業界で、本当に良い商品はほんの一握りに過ぎません。
この考えは今でも変わらないので、入社当時はこの会社の製品がいい加減な物ならば、
直ぐに辞めようと思っていました。
案の定、入社時に社長よりいただいた製品の資料では、
病院では治らないと教えられた症状が治ったと、
到底信じられない事例が多数紹介されていたのです。
ゴマすりして雇ってもらおうなどとは微塵も思っていない私は、
社長に「こんないい加減なことを書くと、会社の信用を無くしますよ!」
と何度か言ったことがあります。その時の社長の返事は、
「時間がかかっても構わないから、医療を知った人に当社の製品の良さを理解して貰いたい。」でした。
金儲けだけを考えている社長なら、恐らくこの時点で私はクビになっていたでしょう。
ですが、この会社は何となく真面目そうな印象があったので、
そのまま仕事を続けていたのでした。
当初は、こんな考え方の人間に給料を払っていたのですから、
会社にとってはマイナスな面が多かったと思います。
その後もこの会社に籍を置いていたので、健康食品に関して勉強する機会を持ち、
多くのお客様と直接に話をし、そして健康食品を研究している薬学部の先生方と接してきました。
その結果、やはり9割以上の健康食品に害はあっても効果は無いこと、
一方でほんの一握りの製品は今までの私の医学常識では有り得ない
と思っていた効果が期待できることを理解するようになってきたのでした。
この様に、医療の世界で生きてきた者が、第3者的に医療を観察すると、
これまで医療の現場で教わってきたことの方にこそ、数多くの矛盾が見えるようになってきたのでした。
何故なら、これまでの私の知識は教科書に書いてあることであり、病院で教わった知識なので、
これが真実であり、間違っているなどと疑うことさえなかったのです。
しかしながら、客観的に病院の医療を見てみるとおかしな部分が多々あるのです。
一例では、高齢者にとって130 ~ 150 mmHgはちょうど良い血圧なのに
、高血圧と診断されて、“馬の餌”のような大量の薬を飲まされている現状です。
薬で血圧を100mmHg前後まで強制的に下げられている高齢の患者は、
ふらふらするとか力が入らないなどの症状を訴えます。
この様な方たちは、降圧剤を止めると元気になっています。
高齢者の血圧を100 mmHgまで下げた状態では、脳の血行不良状態を作っているようなものですから、
認知症になる確率は上がるし、脳梗塞の危険性も増すと考えられます。
他の例では、がん患者は手術して抗がん剤を使用することに、
私も以前は何の疑問も持ってはいなかったのですが、今では抗がん剤の副作用と効果を天秤にかけると、
副作用の方がはるかに重たいことを訴える多くの患者の声に同調しています。
抗がん剤を使用している患者で、副作用に苦しむのは当たり前のことですが、
悪性リンパ腫などを除いて塊のがんが消えた人を見たことがありません。
一体、何のための薬なのでしょうか?

本ブログでは、医療の現場に居たからこそ分かる医療の裏側をメインに書いていきます。
医療の最前線のほとんどのスタッフたちは、悪意を持ってこの様なことをしている訳ではありません。
私がそうであった様に、教育されたことを素直に信じて実行しているのです。
では、どこに問題があるのかと問われれば、真面目に仕事に取り組んでいる医療スタッフ達に、
洗脳するための情報提供している頂点にいる偉い方々と製薬会社の利害関係が根底にあるのでしょう。
読者の皆様には、このブログで医療の裏側を知った上で、
自分や家族の健康を守るために何をすべきかを考えていただければ幸いです。