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美露仙寿

熊本にて

2014年04月01日

熊本への出張目的は、崇城大学での論文執筆の打ち合わせと、2か所での健康講演でした。

崇城大学では、美露仙寿の研究をしていただいている薬学部の横溝教授と周助教のお二人に、忙しい中お時間をいただきました。論文は、女性の未病(便秘、冷え症、肩凝り)への美露仙寿の効果についてで、昨年に会員の協力で集めた上記未病へのアンケート(600名超)と、崇城大学でのマウスを使った実験結果を用います。便秘では、美露仙寿の飲用者は飲む前と比較して明らかに改善していますが、この要因として美露仙寿を飲んだマウスで観察された腸内の善玉菌の増加と悪玉菌の減少が、人でも同じ様に作用していると考えられます。冷え症では美露仙寿の飲用者では飲む前と比較して有意に体温が上昇し、肩こりでは明らかな改善を実感していました。この要因として、美露仙寿を飲んだマウスでは、冷水で体を冷やした後の血流量の回復が早いので、血流促進効果が関与していると考えられます。前回の論文(医学検査2012年)でも、美露仙寿の飲用マウスでは食欲増進にもかかわらず体重は少な目なことから、基礎代謝の亢進や体温上昇が示唆されていましたが、この説がさらに強く示唆されました。この様な内容の論文を医学雑誌に投稿する予定です。楽しみにお待ちください。

健康講演(知ると長生き;健康の常識)は、2日目のグランメッセ熊本では80名用の大会議室が満杯、3日目の菊池市中央公民館では当初30名の予定が50名位に増えてうれしい誤算です。講演する側としては、この様に大勢のお客様に来ていただくと、やりがいがあります。

菊池市での宿泊は、「岩蔵」という渓流のわきにあるホテルでした。純和風の一軒家の作りで、各部屋にはゆったりサイズの露天風呂がついていました。湯は、わずかに硫黄の香りがする源泉かけ流しで、スベスベ感があるアルカリ泉です。湯温は、入った瞬間は少しぬるめかなと感じるのですが、ゆっくりと長湯するには適温です。湯船からの渓流の眺めと水流音も、精神面でのリラックスを促します。こんな高級ホテルは、私のような一般庶民には贅沢な料金なのですが、美露仙寿の会員の女将さんのご厚意で半額以下になっていました。

(岩蔵HPより)

夕食は、昼の講演に来ていただいた会員の方々との食事会です。30名を超える大勢の会員さんがホテルまで来てくださいまして、うれしい驚きです。ホテルまで乗せてきていただいたK販社長さんより、馬刺しの差し入れをいただきました。熊本の酒の肴といったらやはり馬刺し。しかも最高級の馬刺しなので、肉が甘くて、口の中で溶けます。旨い!!!!

高級なホテルで旨い馬刺しを食べて、まさに“役得”を満喫した熊本出張でした。