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妊娠初期の葉野菜が児の喘息症状を予防

2018年04月20日

妊娠の初期に妊婦が葉野菜(レタス、ほうれん草など)やアブラナ科野菜(ブロッコリー、カリフラワーなど)を多く摂取すると、児が2歳時点での喘息症状の予防効果が高い事を、国立成育医療研究センターなどの研究チームがイギリスの国際医療雑誌に報告しました。

研究の方法は、妊娠女性511名において野菜の摂取量により5群に分類して、野菜の摂取量と児が2歳の時点における喘息症状(喘鳴:ぜんめい)との関係を解析しています。その結果、野菜を多く摂取している群では最も摂取量の少ない群と比較すると、喘息症状を呈する確率は約4割も減少しており、この傾向は野菜の摂取量と相関していました。特に、葉野菜やアブラナ科野菜を多く摂取している群では、約5割も低いことが認められています。胎児の呼吸器の形成は妊娠初期に始まるので、葉野菜などが児の呼吸器の形成に役立つと考えられます。

野菜は、抗酸化作用や食物線維などにより、健康長寿には欠かせないものですが、妊婦と胎児にも有用であることが示されています。全ての世代において、野菜の摂取を心がけましょう!