ウォーキングは、健康推進や生活習慣病の予防のための最も一般的な運動として認知されており、その効果は血流や代謝がよくなることで血中脂質や血糖値、血圧の状態の改善などに有効です。
東京医大の研究グループが3814人のデータを分析した結果では、1日当たりの歩数が2000年までは増加傾向に有り8235歩であったのですが、2016年には7168歩になり、1日当たり約1000歩も減少していました。1日に1万歩以上歩く人の割合も、2000年の男性29.6%、女性22.3%から、それぞれ18.6%と11.8%に減少していました。
本ブログでは度々示しているように、健康の基本はバランスの良い食事と適度な運動です。ウォーキングは、時間にとらわれずに、誰にでも簡単にできて、お金もかからない、最も優れた健康管理のツールです。仕事への行き帰りや、買い物の途中でも、余計に歩くことが健康長寿のためにプラスになります。