多すぎる薬での副作用防止へ指針策定(厚労省)

薬局で、買い物カゴ一杯に沢山の薬を処方された方をよくみかけます。あんなに沢山の薬を飲んだら、病気が回復するどころか逆に副作用で健康を害してしまいます。
服薬量を減らすために、薬の副作用の問題点や減薬について、過去の記事をご紹介します。

→新薬の副作用調査で不正
→薬の副作用死
→ジェネリック医薬品の普及率向上のみならず投薬量を削減すべき
→残薬(飲み残し薬)が年475億円分
→抗がん剤の副作用(1)
→抗がん剤の副作用(2)
→抗がん剤の副作用(3)

このように、薬には副作用もあるので、投薬は必要最小限にすべきことを主張してきました。

現実をみると、高齢者は高血圧や糖尿病など複数の持病を抱えることが多く、平均で6種類の薬が処方されており、複数の医療機関から10種類以上の投薬を受けている場合も多くあります。
高齢者は、薬を分解する能力が低下していることから多剤投与の副作用を受けやすいために、体調を崩して入院するケースも増えています。
そこで、厚労省は、高齢者が複数の薬を服用した際の副作用のリスクを減らす対策について、検討を始めました。
他にも、飲み間違いや飲み忘れによる残薬の問題についても検討する方針です。

今回の厚労省の動きは“今更ながら”という感じですが、まともな方向を向いているようです。
ただし、製薬業界は利益第一主義で抵抗してくるでしょうし、ダメ医師ほど沢山の薬を処方する傾向がありますので、今後の推移を見守っていきましょう。
→ダメ医師の見分け方

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