老後の生活に欠かせない公的年金の受給開始年齢は、以前は60歳だったものが、現在は65歳に引き上げられています。また、70歳まで遅らせると受給率が約4割アップする選択性があります。さらに、現在はこの受給開始年齢を選択的に75歳まで遅らせる検討をしています。男性の平均寿命は80歳ですから、もしもこの案が実行されたら、年金を受け取れるのはわずか5年になります。これは、政府ができるだけ年金を支払いたくないとの意志表示のように受け取れます。
還暦を過ぎた私には、若い時は忙しい思いをしてきたのだから、20年に満たない余命は、時間的と金銭的に少しは“ゆとり”をもって過ごしたいとの希望があります。しかしながら、政府には期待できないようなので、元気で働くことしか選択肢が与えられていないようです。
仕事を継続していくためには、病気をせずに元気でいることが必須条件ですし、特に私の場合は“健康の見本”でなくてはならない立場です。そんな私の健康法は、いつも講演で話しているように、①規則正しい生活、②バランスの良い食事、③適度な運動、を実行しています。①では、朝は5時半頃起床し、夜10時半頃には就寝。土日の休みの日も同じペースです。②は、朝と昼はしっかりと食べて、夜は控えめ。晩酌は週に3~4日で酒1合程度。③は、仕事帰りにプールによって1000m以上泳いでいます。このような生活パターンで、常に理想体重に保ち、美露仙寿を2~3本程度飲んでいますので、健康診断の結果は至って良好です。
このブログをお読んでいただいている皆様も、ぜひ私の健康法を参考にして、病気と無縁の毎日をお過ごしください。そして、健康は周りの方々にも分けてあげることが、自分の幸せにつながります。“健康の輪”が広がって、あてにならない年金に期待せず、老後も自活できる生活がしていけることを願っています。