充電

2020年02月01日

本ブログをご愛読いただきまして、有り難うございます。お陰様にて、執筆開始から約7年になりました。この間に沢山のアクセスをいただきました。特に、基準範囲とコレステロールの記事には、大きな反響をいただきました。

本ブログが、皆様方の健康増進により寄与するブログであることを考えた結果、暫くの間は充電期間として、パワーアップしようという結論に至りました。充電期間においても、急いでお知らせしたい内容がありました場合は掲載します。ご了承の程、お願いいたします。

線虫のがん検査が実用化

2020年01月20日

線虫という約1mmの小さな虫を使ったがん検査が、本年から実用化されます。本ブログでは、2015年3月20日に紹介していますのでご覧下さい。(線虫(寄生虫の仲間)がガンを見つける!

検査費用は1回9800円程度ですから、これまで人間ドック行われていたPET-CTの約10万円と比較すると、10分の1に安くなっています。また、15種類のがん(胃、大腸、肺、乳、膵、肝、子宮、前立腺など)に反応するので、1回の検査で多くの部位でスクリーニングが出来ます。

がん検診は、面倒、怖い、女性では恥ずかしいからなどの理由で、受診率は低かったのですが、がんは初期で見つければ高い確率で治癒が望めます。この検査法が定期健診に導入されて、がんが初期段階で発見されれば、がんによる死亡者数が劇的に減少することが推測されます。今後の臨床応用に期待です(がん5年生存率66.1%に上昇がんの5年生存率と10年生存率 (1))。

 

抗生物質の6割が効果の無い風邪などに処方

2020年01月10日

抗生物質は、細菌を殺す薬であり、ウイルスには効果が無いことを、本ブログでは度々記載しています。例えば、風邪をひいて病院に行くと、抗生剤が処方されています。しかし、風邪の原因の90%程度はウイルスが原因なので、抗生物質は効果がありません。(風邪とインフルエンザ(罹患時の対処)風邪に抗生剤を使わない病院に報酬⇒?????)。

自治医科大学の研究チームの調査では、1年に平均で8957万件の抗生剤が処方されていましたが、抗生剤が必要と判断された件は全体の8%のみで、56%は抗生剤の効かないウイルス性の疾患でした。

さらに、処方された抗生剤の86%は、様々な細菌に効く広域抗菌薬と呼ばれる抗生剤であるので、抗生剤が効かない耐性菌を生み出す原因となる可能性を高めています(抗生物質の多用で耐性菌)。

これらの間違った抗生剤の処方は、当然のことながら医師に責任があるのですが、患者自身も必要の無い抗生剤が処方されていることを知るべきです。

 

 

高齢者の医療費負担増に備えて健康貯金の年にしましょう!

2020年01月01日

新年明けましておめでとうございます。1年の計は元旦に有り。将来の高齢者の医療費負担増に備えて、年の始めから健康貯金(健康な身体作り)をしましょう。

政府の全世代型社会保障検討会議は、中間報告をまとめました。その内容は、75歳以上の高齢者が医療機関で支払う窓口負担金について、2022年度初めまでに一定所得以上の方は2割に増額する枠を作る方針を示しています。現役並の所得のある方は3割負担のままで継続です。一定所得以下の方は、現状維持の1割負担ですが、多くの方で医療費の窓口負担は増えそうです。例えば、高血圧で治療を受けている方の平均支払額は3万円程度ですが、2割負担になると約6万円に増額します。

医療費の負担金額を抑えるためには、普段から健康貯金(健康な身体作り)をしておくことが必要です。本ブログでは、毎回のように主張していますが、健康の基本は①バランスの良い食事(糖質制限で老化?サプリ製品の4割は溶けず⇒吸収されず無効朝食抜きが太るメカニズム多種類の食品が健康寿命を延ばす)と②適度な運動(1日の歩数が減少4人に1人が運動不足)です。

自宅で健康状態を推測する方法は、便の状態を見ることです(元気なセンテナリアン(百寿者)になろう!(3:健康維持))。黄~褐色の柔らかな便がバナナ1本分くらいの量で毎日出れば、健康状態は良好と考えられます。格言の『ローマは1日にして成らず』のように、健康は毎日の積み重ねです。医療費を支払わなくても良い健康な身体作りを、年の初めに取り入れましょう!

皆様のこの一年の健康を、本ブログがアシスト出来ますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高齢者にはリスクの高い睡眠剤と抗不安薬

2019年12月20日

年齢を重ねる毎に、慢性の疾患などに罹りやすくなり、より多くの薬を服用する様になります。実際、65歳以上の90%は何らかの薬を服用し、その内の約半数は5種類以上、約10%は10種類以上の薬を服用しています。

しかし高齢者では、薬の服用による副作用のリスクが高まっているのです。その理由は、①肝臓での薬の分解能の低下、②腎臓が薬を尿中に排泄する能力の低下、③身体の水分量の減少による水溶性の薬の高濃度化、④脂肪組織の増加による脂溶性薬の体内の蓄積などがあります。その上、多くの薬剤の服用による薬物相互作用のリスクが格段に増加しています。

薬剤の中でも特に、睡眠薬と抗不安薬は高齢者にとってリスクが高くなっています。即ち、これらの薬を高齢者が服用することで、転倒や認知機能障害が起こりやすくなることが報告されています。また、止められなくなる依存性を起こしやすく、死亡リスクも高くなるのです。現実に、これらの薬剤は80歳代の高齢者に最も多く処方されており、その危険性が指摘されています。

高齢者へのリスクの高い薬の処方は、本来は専門家である担当の医師が抑制していくべきなのですが、患者に求められれば断れないことや、経営を考えて多くの処方をするなどの問題点もあります。薬は必要なものではあるのですが、患者自身もその使用は最小限度に抑えるべきです。

 

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