コレステロール:アメリカでは検査も治療も必要なし

2018年07月10日

無料健康相談には、多くの方からの相談が寄せられています。中でも圧倒的に多いのが、コレステロール(総コレステロール、LDLコレステロール)に関するものです。その内容は、「コレステロールが基準値を超え、医師から血管が詰まって死ぬから高脂血症薬を飲むように言われたが、飲みたくない。」というものです。薬を飲むか否かは本人が決めることですので、その決断の参考になる様に、次のようなことを示しています。

①現在の基準値は低すぎて、健康な中高年者の約半分は異常高値になる(病人を作る検診・ドック健常人を病人にする方法(高コレステロール)基準値(正常値)のウソが修正される?)。

②コレステロールが動脈硬化を起こして血管を詰まらせる悪者説は間違いで、真実は動脈硬化を起こした血管を修理するためにコレステロールが集まってくる(救急隊)。

③コレステロール値と心筋梗塞や脳梗塞との関係性はない。

④総コレステロールは高いよりも低い方が危険(総コレステロール値が200~280 mg/dl で死亡率が低く、160 mg/dl 以下では死亡率が4~6割程度高くなる。総コレステロールが180 mg/dl 以下では、280 mg/dl 以上よりもがん死亡率は約5倍も高い。など)

⑤アメリカでは、家族性高脂血症(遺伝性の高脂血症)でないことを確認するための検査を1回すれば、コレステロールは検査も治療も生涯にわたって必要ない。

この様なことから、特筆すべき疾患が無い場合は総コレステロールは280 mg/dl 、LDLコレステロールは180 mg/dl 位までは服薬の必要性はなく、食事や運動などの生活改善で対応すべきと考えます。逆に、薬で下げすぎることで横紋筋融解症による痛みやしびれ、免疫力の低下による罹患の危険にさらされます。

高脂血症薬は製薬会社のドル箱商品で年間売上額は数千億円、コレステロール関連の健康食品の売り上げも200~300 億円あるのです(正義(人間ドック学会の基準値)は力で潰された?)。「血管が詰まって死ぬ」という医師の脅しや、コレステロール悪者説で不安をあおることで、必要の無い薬や健康食品が売れているのです。 この販売戦略に協力するのか、このブログの主張を信じるかは、皆様の判断です(ホームページからの健康相談(高脂血症薬は飲むべきか?)高脂血症と対策響の大きかった「コレステロールの基準値と対策」)。

アルツハイマー治療薬は効果が不十分:フランスで保険適用から除外

2018年07月01日

フランスの保健省は、アルツハイマー型認知症の治療薬(日本名:アリセプト、ミニール、イクセロンまたはリバスタッチ、メマリー)を、保険適用から除外することを発表しました。その根拠は、2016年に同国の高等保険機構が公表した勧告によるもので、世界中で公表された研究成果から「薬を使うことで、施設への入所を遅らせたり、病気が重症化するのを抑制するなどの良い影響を示す証拠が十分でない。一方で、副作用による食欲低下や暴言・暴力などが出現しやすくなっている。」との理由によるものです。

日本で用いられる治療薬の添付文書にも、「本剤がアルツハイマー型認知症そのものの進行を抑制するという成績は得られていない。」と書かれています。効果として期待できるのは、記憶力などが落ち込むのを一時的に穏やかにすることのみです。従って、アルツハイマー型認知症の発症初期には進行を遅らせる可能性はありますが、進行してしまった症例では効果は期待できません。しかしながら、多くの医師は進行した患者にも処方を継続しているのが現実です。実際、日本では85歳以上の高齢者の約17%にこの治療薬が処方され、年間で約1500億円以上が使われています。日本での保険適用は、現時点では除外される気配はありませんので、患者は効果の期待できない薬を飲まされ続けるのでしょうか?

 

夜更かしの高齢者は認知症のリスク高い

2018年06月20日

夜更かしをする75歳以上の高齢者は、認知症になるリスクが高いことを、国立長寿医療研究所などの研究チームが日本老齢医学会で明らかにしました。

この研究は、65歳以上の4268人を対象にして、起床や就寝時間と認知症の発症との関連を解析しています。その結果、4年後までに認知症を発症した人は、75歳以下では起床や就寝時間との関連は認められていません。しかしながら、75歳以上では午後9~11時に就寝する人に比べて、午後11時以降に就寝する夜更かし型の人は認知症のリスクが1.83倍も高い事が認められています。

夜更かしで認知症のリスクが高まる原因は明らかになってはいませんが、体内時計の乱れを指摘しています。従って、規則正しい生活で、早寝早起きの習慣が健康維持には必要ですが、これが認知症の予防にも有用と考えられます。認知症の予防と改善には、水分をこまめに摂取することも効果的であることが報告されています(認知症の予防と改善に水)。早寝早起きも水分摂取も、お金はかからずに誰にでもできることですから、是非試してみて下さい。

10代へのタミフル再開

2018年06月10日

インフルエンザに罹患した子供がタミフルを飲用後にベランダから転落するなどの異常行動が相次いで報告され、2007年から10代への投与が原則禁止されていました。しかし、タミフルを飲用していない場合や他の薬を服用していた場合にも同様の異常行動が認められることから、タミフルが異常行動の原因とは結論づけられないために、10代への投与が再開されることになりました。

インフルエンザに感染して異常行動をとるのは、殆どが10代の男の子です。異常行動を取るメカニズムは未だ不明ですので、感染した場合は、飛び降りなどの事故を防ぐために窓やドアの鍵をかけて置くことが必要です(風邪とインフルエンザ)。

孤食(ひとりぼっちの食事)が週の半分超は15%に増加

2018年06月01日

政府が閣議決定した平成29年度の食育白書によると、一日の食事の全てを一人で済ませた頻度は、週に4~5日が4.3%、殆ど毎日が11.0%で、両者を合わせると全ての食事を一人で摂る日が週の半分を超える人は15.3%を占め、23年度の調査から5ポイントも増加していました。単身赴任や核家族化の増加で、孤食はさらに進行するものと予測されています。

孤食になる理由としては、時間や場所が合わない(35.5%)や、一緒に食べる人がいない(31.1%)などがありました(複数回答)。孤食の問題点は、食事の内容が単品になり易いために、果物や野菜が不足し、栄養の偏りも起こりやすい傾向があります。その結果、生活習慣病などに陥りやすくなることが予測されます。

最近では、大学の食堂でもボッチ席で一人で昼食を摂っている学生が増えていますが、同じ食事内容でも大勢で食べた方がより美味しさを感じやすい事が知られています。仕方なく孤食になる場合は、自分の食べる姿を鏡で見るだけでも美味しさが増す事も報告されています(孤食でも鏡を見ると美味しくなる)ので、試してみてください。今後は、家庭や職場、地域などで食事を共にする機会作りを考えることが必要になっています。

 

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