タグ
謝礼

医学会理事へ製薬会社からの報酬は7億円超

2019年08月20日

医学会理事などの有名医師に、製薬会社から支払われた講演料や原稿料は、年間で7億2千万円であることが、米国医師会雑誌「JAMA」に掲載されました。

日本国内の主要な医学会の理事352人への2016年度の講演料や原稿料などの謝礼は、7億2千万円でした。この内、幹部理事40人が3億3千万円を受け取っています。最高額は日本内科学会の理事で1918万円でした。他にも、莫大な額の研究費が、製薬会社から大学の研究室に寄付されています。ある程度の金額の謝礼を受け取ることは正当な報酬と考えられますが、これほどの金銭を受けとった後にその製薬会社に不利になる見解を述べることが出来るでしょうか?

本ブログでは、これまでに製薬会社と大学病院のなれ合いについて報告してきました(医は算術のシナリオ製薬会社と大学病院のなれあいの実態)。その結果として、健康人が病人にされ(正義(人間ドック学会の基準値)は力で潰された?)、飲む必要の無い薬を飲まされている実態があります(ホームページからの健康相談 (降圧剤を飲むべきか?)コレステロール:アメリカでは検査も治療も必要なし医師は自分に抗がん剤は使用しない)。

この様な謝礼金などの情報は、公然の秘密のような状態で、これまで公開されていませんでした。患者がより信頼できる医療情報を得るには、医師が公正な立場での研究結果を示すことであり、その為にはこの様な情報公開が必要です。