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研究・勉強会

健康アドバイザー講座

2014年05月10日

昨年好評だった健康アドバイザー講座を、今年も開催します。

この講習の目的は、“健康”を守るために必要な知識を身につけることです。人生で最も大切なものは、自分と家族の健康です。家族の中で一人でも病気になると、家の中は大変なことになります。そこで、病気の予防、改善のための生活習慣、病院での治療法などを勉強して、健康な暮らしをしましょう。次には、お知り合いの方やご近所さんにも、健康の輪を広げていただければ、世の中が幸せになり、医療費の削減にもつながります。

今年の講座の特徴は、より深く勉強したい方のために、上級編を入れたことです。病院の検査結果や住民検診の結果をどのように解釈するか、薬の作用と副作用についてです。

テキストは私の手作りで、一般の方でも理解していただけるように、イラストを多く使用してあります。

このような講座が行われるのは、当社以外では殆どないと思います。是非お越しください。

 

 

 

熊本にて

2014年04月01日

熊本への出張目的は、崇城大学での論文執筆の打ち合わせと、2か所での健康講演でした。

崇城大学では、美露仙寿の研究をしていただいている薬学部の横溝教授と周助教のお二人に、忙しい中お時間をいただきました。論文は、女性の未病(便秘、冷え症、肩凝り)への美露仙寿の効果についてで、昨年に会員の協力で集めた上記未病へのアンケート(600名超)と、崇城大学でのマウスを使った実験結果を用います。便秘では、美露仙寿の飲用者は飲む前と比較して明らかに改善していますが、この要因として美露仙寿を飲んだマウスで観察された腸内の善玉菌の増加と悪玉菌の減少が、人でも同じ様に作用していると考えられます。冷え症では美露仙寿の飲用者では飲む前と比較して有意に体温が上昇し、肩こりでは明らかな改善を実感していました。この要因として、美露仙寿を飲んだマウスでは、冷水で体を冷やした後の血流量の回復が早いので、血流促進効果が関与していると考えられます。前回の論文(医学検査2012年)でも、美露仙寿の飲用マウスでは食欲増進にもかかわらず体重は少な目なことから、基礎代謝の亢進や体温上昇が示唆されていましたが、この説がさらに強く示唆されました。この様な内容の論文を医学雑誌に投稿する予定です。楽しみにお待ちください。

健康講演(知ると長生き;健康の常識)は、2日目のグランメッセ熊本では80名用の大会議室が満杯、3日目の菊池市中央公民館では当初30名の予定が50名位に増えてうれしい誤算です。講演する側としては、この様に大勢のお客様に来ていただくと、やりがいがあります。

菊池市での宿泊は、「岩蔵」という渓流のわきにあるホテルでした。純和風の一軒家の作りで、各部屋にはゆったりサイズの露天風呂がついていました。湯は、わずかに硫黄の香りがする源泉かけ流しで、スベスベ感があるアルカリ泉です。湯温は、入った瞬間は少しぬるめかなと感じるのですが、ゆっくりと長湯するには適温です。湯船からの渓流の眺めと水流音も、精神面でのリラックスを促します。こんな高級ホテルは、私のような一般庶民には贅沢な料金なのですが、美露仙寿の会員の女将さんのご厚意で半額以下になっていました。

(岩蔵HPより)

夕食は、昼の講演に来ていただいた会員の方々との食事会です。30名を超える大勢の会員さんがホテルまで来てくださいまして、うれしい驚きです。ホテルまで乗せてきていただいたK販社長さんより、馬刺しの差し入れをいただきました。熊本の酒の肴といったらやはり馬刺し。しかも最高級の馬刺しなので、肉が甘くて、口の中で溶けます。旨い!!!!

高級なホテルで旨い馬刺しを食べて、まさに“役得”を満喫した熊本出張でした。

和歌山にて

2014年03月01日

健康講演で和歌山に行ってきました。演題は「知ると長生き 健康の常識」で、知っているようで知らない、また間違って理解している健康の知識についての話です。内容は、良い病院と良い医者の見分け方、種々の薬(抗生剤、解熱剤、下剤止めなど)の正しい使い方、健康食品の実態などです。例えば、大学病院の医師は名医で、教授は名医中の名医と信じておられる方もおられるでしょうが、必ずしも教授イコール名医ではありません。何故なら、大学病院は研究をしたい医師がいるところであり、教授は研究論文の数で選ばれるので、患者の治療実績ではありません。研究材料としての患者には興味がありますが、治療に興味はないことが多いのです。良い医者とヤブを見分ける方法の一つは、薬の量があります。腕の悪い医師ほど沢山の薬を処方し、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式になります。その沢山の薬の副作用で更なる症状が出ると、それを抑える薬を追加するので、薬の追加の悪循環になります。良い医師の条件は、最小限の薬で治療、セカンドオピニオンを嫌がらない、専門外の症状は専門の医師を紹介することです。薬の例では、抗生剤は細菌をやっつける薬であり、ウイルスには効果がありません。風邪の約90%はウイルスが原因なので、風邪に抗生剤は無意味です。また、ウイルスに感染すると熱がでますが、これは熱に弱いウイルスが住みにくい環境を作っているので、解熱剤で体温を平熱に下げてしまうとウイルスが増殖しやすくなるのです。また、細菌やウイルスが原因の下痢では、これらの原因物質を下痢で排泄しているので、下痢止めを飲むと症状が悪化します。健康食品の選び方では、テレビで宣伝している知名度と効果はイコールではありません。医療の国家資格(医師、薬剤師、看護師など)を持った常駐の担当者が相談に応じてくれる会社の製品が、より信頼性は高いです。

昨年は、医療関係者でないと知りえない医療の裏側を、全国で講演してきました。医療の裏側や上記の健康の常識など、健康に関する講演会をご希望の方は、本社または営業担当者にご相談ください。

講演の後は、歓迎会をしていただきました。和歌山は2回目の訪問です。前回来るまでの和歌山のイメージは、ミカンと梅干だけでした。ところが、講演終了後にご馳走になった海の幸は最高に旨かったので、和歌山の認識を新たにした次第です。今回は違う店でしたが、最初に凄い船盛りが登場し圧巻です。伊勢海老、アワビ、サザエ、鯛など、普段は食べることがない高級品ばかりです。和歌山の方々は、普段からこんなご馳走を食べているのでしょうか?その後も次々に料理が登場します。せっかく和歌山に来たので、ビールの後は紀州南高梅の梅酒を飲んでみましたが、これが旨い!さすがに紀州の梅は違いますね。前回お土産に梅干をいただいたお客様からは、今回も最高級の梅干をいただきました。特大サイズの南高梅の梅干の味はまろやかで、ご飯には最強のお供です。美露仙寿を買っていただいているお客様ですから、私の方がお礼を申し上げる立場なのですが、逆にご馳走やお土産で感謝のお気持ちをいただき、国際友好交易の仕事をしていて良かったと思える一時でした。こんなに良い思いを出来るなら、毎月でも和歌山に講演に行きたいと思う出張でした。

 

 

日本未病システム学会

2013年11月10日


11月9日・10日に東京の一ツ橋大学で開催される第20回未病システム学会で、美露仙寿に関する研究発表があります。
「未病システム学会」とは、健康と病気の間に「未病」の時期を新たに創設し、この未病期間のコントロールにより、医療費軽減と健全な長寿社会の実現を目指す学会です。学会の会員は医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、栄養士、看護師、保健師はじめ多分野の方々です。

今年の美露仙寿の研究発表の演題と演者は、
「Polyherb supplement美露仙寿のメラニン形成抑制効果」
横溝和美1)、周建融1)、國香清2)、宮田健1)
1) 崇城大学薬学部、2)国際漢方研究所

この学会には毎年、健康に関する効果を発表してきましたが、今年は美肌に関する研究です。美白化粧品に関しては、白斑問題が化学薬品の怖さを示しています。この点で、自然植物が原料の美露仙寿は、副作用無しでメラニンの産生を抑制する効果が認められていますので、美肌にもお勧めです。
健康な肌は、健康な体が作ります。

 

福岡にて

2013年07月26日

健康アドバイザー養成講座の5回目は、猛暑日が連続している福岡です。7月20日(土)の朝、福岡駅近くのホテルの前の街路樹からすごい数の蝉の鳴き声が聞こえてきます。車や工事の騒音は不快ですが、蝉の大合唱の音は不思議と心地良く聞こえます。でも、こんなコンクリートだらけの街中なのに、沢山の蝉たちはいったい何処から来たのでしょうか????私が子供のころは、夏になると蝉やカブトムシを採り、近所の川で魚釣りなどをして遊んだものですが、すっかり自然が少なくなってしまいました。今の子供たちの遊びはテレビゲームなどが主で、自然に触れる機会が少なくなっています。精神的に健康な成長には、自然の中での遊びが必要と思います。昆虫や魚などの自然に触れる機会が多い社会環境を復活させるのは、大人の責任ですね。

今回の福岡会場には、遠方の愛知からも4名の方々が参加いただきました。交通費、宿泊費と参加費を払っても勉強したいとの意気込みを持って参加してくださった4名の方々は、さすがに試験の解答もハイレベルです。また、参加者の中には看護師や臨床検査技師などの医療の国家資格を持っている方々もいました。有資格者でも、さらに勉強しようと参加してくださっていることに敬意を表します。
一般に、民間会社は利益追求なので、商品を売ることを第一に考えます。ところが、(株)国際友好交易は珍しい会社で、先ずお客様が健康になる事を考え、それによって信用を積み重ねると、結果として商品が売れるという間接的な方法で25年間も会社を運営しています。今回の健康アドバイザー養成講座もその一環で、この講座は健康への意識を高めていただくことが目的であり、直接に売り上げには反映されません。この様な会社だからこそ、商売とは無縁な学者肌の私が在籍していられるのです。
今回の福岡で、最初に計画した5回の講座が終了です。この講座で強調してきたのは、健康を守る基本はバランスの良い食事と適度な運動です。決して薬ではありません。勉強していただいたことが皆様の健康維持のお役にたてば幸いです。なお、会員の方で講演会などを地元で開催したい方、非会員の方で健康に関する講演会や勉強会に参加したい方は、健康相談(TEL: 0120-5931-50)にお問い合わせください。