サプリ製品の4割は溶けず⇒吸収されず無効

2019年12月01日

サプリ製品の4割は、水に溶けないので、吸収されず無効であることが、国民生活センターの調査で示されました。

サプリ製品は、高齢者の約半数が利用しているのですが、食品に位置づけされているので、効果などについての規制がありません。従って、多くの製品が乱立して売り上げを競っているのですが、その多くの製品は無効である可能性が高いのです。(60歳代の4割が健康食品やサプリを利用 ⇒ 選び方イソフラボンで痩せるは根拠無し!消費者庁が改善措置命令根拠のない健康食品(特に水素水)にご注意

国がお墨付きを与えたトクホや機能性食品であっても、儲け第1主義が見られているのが現状です。(「トクホの大嘘」を週刊新潮が特集健康食品: トクホ表示やうたい文句に騙されるな!)例えば、機能性食品は身体に有効な成分が含まれていれば届け出のみで製品に表示できるのです。しかし、経口摂取では吸収されるときに分解されたりして、同じ形であるとは限りません。また、その成分がピンポイントで患部に届けられる可能性は小さいので、有効性にも疑問が残ります。

無効とされたサプリ製品でも一部には有効性が認められますが、その理由はプラセボ効果です。プラセボ効果とは、有効であると信じ込むことで、2~3割の患者で実際に効果が現れる現象です。要するに、気持ちの持ち方なのです。

健康食品やサプリを選ぶときには、その製品を実際に使用した時の医学的データが示されているもの選択すべきです。私の研究している健康飲料の美露仙寿(めいるせんじゅ)は、多くの医学論文や国際学会などで研究成果を発表していますが、この様な医学的研究データが示された製品は、ほんの一握りです。製品の選択には、慎重を期しましょう!