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高齢者

ヒートショックに注意

2018年12月01日

今日から12月(師走)です。寒さも本番に入りますので、健康管理に注意をしましょう。特に、12月と新年の1月に多いのが、ヒートショックによる入浴中の死亡事故です。

ヒートショックとは、暖房の効いた暖かい部屋から、入浴のために寒い脱衣場や浴室に入ったことや、次に熱い湯船に入ることで血圧が急激に高低変化して起こる死亡事故です。年間で約1万7千人が亡くなっていますが、交通事故の死亡者数は約4万1千人ですから、4倍以上も多いのです。特に高齢者など血圧変動の大きい方は、要注意です。

ヒートショックは部屋の寒暖差によって起こるので、寒い地方に多いと考えられますが、最もヒートショックの事故が少ないのは寒さの厳しい北海道なのです。何故に北海道が少ないかというと、家中の暖房がしっかりしているので、脱衣場や浴室も暖かく、部屋の寒暖差が無いからです。

部屋の温度以外での注意点は、飲酒後の入浴を避けること、41度以上の熱い湯は避けることなどがあります。冬場の入浴は、身体が温まるので天国ですが、危険と隣り合わせであることにも留意しましょう!

 

 

夜更かしの高齢者は認知症のリスク高い

2018年06月20日

夜更かしをする75歳以上の高齢者は、認知症になるリスクが高いことを、国立長寿医療研究所などの研究チームが日本老齢医学会で明らかにしました。

この研究は、65歳以上の4268人を対象にして、起床や就寝時間と認知症の発症との関連を解析しています。その結果、4年後までに認知症を発症した人は、75歳以下では起床や就寝時間との関連は認められていません。しかしながら、75歳以上では午後9~11時に就寝する人に比べて、午後11時以降に就寝する夜更かし型の人は認知症のリスクが1.83倍も高い事が認められています。

夜更かしで認知症のリスクが高まる原因は明らかになってはいませんが、体内時計の乱れを指摘しています。従って、規則正しい生活で、早寝早起きの習慣が健康維持には必要ですが、これが認知症の予防にも有用と考えられます。認知症の予防と改善には、水分をこまめに摂取することも効果的であることが報告されています(認知症の予防と改善に水)。早寝早起きも水分摂取も、お金はかからずに誰にでもできることですから、是非試してみて下さい。

手足口病が流行の兆し

2017年07月10日

手足口病が西日本を中心に流行の兆しを見せています。国立感染症研究所の発表によると、7月に発表した患者数は、昨年同期の6倍で、都道府県では鳥取県、香川県、滋賀県が多くなっています。

手足口病

手足口病とは、7月にピークを迎えるウイルス感染症です。症状は、口の中や手のひら、足の甲や裏に水疱性の発疹が現れ、13日くらい発熱することがあります。通常は数日で回復しますが、希に髄膜炎などの深刻な病気に進行する場合もあります。患者の殆どは5歳未満の小児ですが、大人が発症する場合もあります。

特効薬はないので、痛み止めや粘膜保護剤の軟膏などの対処療法のみです。他の子供に感染させる可能性がありますので、手洗いやマスクの使用、玩具は共有しないことに気をつけます。症状が回復しても暫くはウイルスが残りますので、オムツの処理をした後などは十分な手洗いで、他への感染を防ぐことが必要です。

孤食でも鏡をみると美味しくなる

2017年07月01日

孤食(一人での食事)でも鏡で自分の姿を見ると美味しさがアップするという研究結果を、名古屋大学の研究チームがアメリカの医学誌に発表しました。

核家族化や転勤などで、一人で暮らす人が増えています。当然ながら、一人暮らしでは食事も孤食になってしまいますが、一人の食事は何故か美味しくは感じません。そんな時に、鏡に映る自分の姿を見ながら食事をすると、美味しさがアップするとのことです。研究方法は、高齢者と大学生の両チームで塩味とキャラメル味のポップコーンを食べた時に、正面に鏡をおいて自分を見ながら食べた場合と、同じ大きさのモニターに壁を映した場合を比較しています。その結果、高齢者と大学生の両グループ共に、自分の姿を見た時の方が美味しさを感じていました。食事は、一人の時は味気なさを感じますが、好きな人と食べるとより美味しく感じます。たとえ自分の姿であっても、一緒に食べているという感覚が起こることで、美味しさが増すと考えられます。

孤食

話は少し異なりますが、孤食(一人で食事)の回数の多い子供ほど非行に走りやすい傾向があります。親が子供に食事を与えるのは愛情表現の一つですが、その愛情を感じ取る機会が少ないことが心の健全な成長を阻害してしまうのです。家族での一家団らんでの食事風景は、今は昔になりつつありますが、共働きで忙しいお父さんやお母さんも、出来るだけ家族と一緒に食事を摂ることでより美味しく感じますし、子供達も心身共に健全に育っていきます。一家団らんの食事ができる世の中になって欲しいものです。

高齢者の定義65歳から75歳へ変更を提言

2017年01月10日

日本老年学会は、医療や介護などで65歳以上とされている高齢者の定義を75歳以上に見直すべきとの提言を発表しました。6574歳は準高齢者、7589歳が高齢者、90歳以上が超高齢者としています。

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現在の65歳以上が高齢者との定義は、1956年の国連の報告者に基づいているのですが、60年後の現在では65歳は当時よりもはるかに若々しくなっています。体の状態や知的機能は、1020年前と比べても510歳程度若返っていますので、60年前の定義が当てはまらなくなっているのは当然です。私は今年で64歳なので来年は高齢者の仲間入りするのですが、自分では未だ高齢者になる自覚は全くありませんから、今回の提言を素直に受け入れたい思いです。(ただし、今回の提言が年金支給開始を遅らせる口実に使われるのは断固反対です。)

65歳を過ぎてからの老化のスピードは、個人差が大きくなります。その大きな要因は運動の習慣の有無で、年齢よりも若々しく見える人の多くは習慣的に運動をしています。私は健康維持と老化予防などを目的として、週に23回はプールに行って1500 m(25 m30往復)くらい泳いでいます。泳いだ後にシャワーを浴びると、仕事の疲れも吹き飛んで、体も気持ちもスッキリします。お陰で、毎年の健康診断は極めて良好な結果が出ています。

皆さんも年の初めに当たり、楽しくて長続きする運動を始めて、老化防止と健康維持を心がけましょう。